初心者による初心者のための年賀状

年賀状の思い出やあり方について色々…

正月のお昼頃に郵便が来るのが楽しみでしたね。

小学生のころは、年賀状を同級生に出すのに、あぶり出しで作ったり、
結構工夫をしながら楽しんでいたものです。

あぶり出しと言っても、今の人には、分からないかもしれませんね。
あぶり出しは、みかんの汁で、文字を書くと、文字が見えないのですが、
その年賀状をもらった人が、ストーブなどであぶると、
不思議に、文字が浮かび上がるというものです。

今にしてみれば、ちゃんと、字が見えたかは疑問ですが、
当時は流行ったのです。

それから時代が経ち、印刷が出来る、おもちゃの様な物が出来、大流行しました。
もう名前は忘れてしまいましたが、ワープロが普及するまではそれで年賀状を印刷していたのです。
この時代までは、一様手書きだったのです。

その後はワープロが出てきて、今の様な形に近づいてきたのですが、
私は、筆を使い、筆字の、年賀状を書いていました。一日がかりで…。

そして今では、パソコンで、作れるようになり、
写真を入れたり、思いのままに作れるようになりましたね。
印刷屋さんに作ってもらったものとは一味違う、
自分だけのオリジナルのものが作れるようになりました。

そして、お年玉番号の抽選会は当時は、成人式の日の1月15日でした。
次の日の新聞の、当選番号と、照らし合わせるのが待ち遠しかった物でしたね。

年賀状印刷をプリンターでやって大失敗した思い出

今では年賀状はメールやSNS等になり、全く出さなくなりましたが、
デスクトップパソコンを購入した年にやらかした印刷大失敗です。

パソコンを買い替えた時に初めから年賀状ソフトがインストールされていました。

1年目は面白く色々試しました。
ネットにある画像を取り込んだり、自分で撮った画像を使ったりして、
切り取りをしたり、コラージュをしたりと、
また送り先によってパターンを変えたりと出来ることはやってみました。

色もカラフルにし、あて名も字体を色々使ったりして、
原案が数パターン仕上がりました。

さて印刷です。
表裏は間違わないように試し印刷をして確認していました。
そして必要枚数を差し込んで印刷開始しました。
思ったより1枚印刷するのに時間がかかります。

業務用の高速の大型ファックス兼用のコピー機しか知らない私にとっては、
インクジェットプリンターの遅さにはまいりました。

ある程度印刷して確認すると、しまった!上下が逆でした。
悩んだ末、この1時間近くを無駄にするのはヤメ、
このまま出すことにしました。

次のパターンの印刷は上下の確認に注意をとられ表裏を間違えて数枚印刷、
あわててやり直して印刷していると今度はインク切れ。

インクを購入に行って戻って再び印刷すると、
今度は別のインクがインク切れと、インクの減りの速さにも困惑し、
50枚足らずの印刷に休日1日を費やしてしまいました。

この結果翌年からは、凝ったものは作らず、
文字のみにしたのは言うまでもありません。

子どもが産まれてから、年賀状を作るのが楽しくなりました。

元々はあまり年賀状を書かないことが多く、
届いた方だけに市販のイラスト入りの物に
メッセージを書き込んで出すことが多かったのですが…

子どもが出来てからは、
子供の写真を載せた年賀状を作るようになり、出す枚数も増えました。

初めの頃は、自分で本屋さんなどで
年賀状作成用のDVDが入ってる本を購入してきて、
そのなかで気に入ったデザインに子ども達の写真を入れて作成し、
家でプリントアウトまでして完成させていました。

ですが、年賀状代金とインク代金、
そして費やす時間はけっこうなものになり…
どうしようこかなぁーと考えていたところ、
スマホのアプリから作成できるのがあるとゆうことを知り、
2年ほど前からは、スマホで撮った写真から
アプリで作成し印刷までされたものが送られる形のを
注文するようになりました。

少しコストはかかりますが、
結局は全部合わせると家でやってたときとそんなに変わらないのに、
なかなかのクオリティーなので、
費やす時間を考えたら絶対お得だと思います。

今年は残念ながら身内に不幸があったので、年賀状は出せませんが、
なかなか字を書かなくなった時代だからこそ、
メールとは違いポストに届く年賀状は、めんどくさい面もありますが、
無くならずにこれからも続いて欲しいと思うし、
続けていきたいと思います。

小学生から毎年年賀状を手書きで出しています

12月になると、我が家では年賀状を準備します。

私も小学生になってから両親に年賀状を書きなさいと言われ、
恒例になっています。

うちの両親はけっして字がうまくないです。
それでも出す人の顔を思い浮かべながら、一文字ずつ丁寧に書きます。

干支のイラストはどうしようか?といつも悩みます。
親戚にイラストが上手な人がいて、負けないように考えます。

うちの両親は年賀状は作品、
イラストも手を抜かずに色もキレイに塗ろう?と言います。
絵柄が入っている年賀状もありますが、そこは我が家のこだわりですね。

いかに目立つ年賀状に仕上げるか、勝負です。
なぜかと言うと、親戚も手書きで凝った年賀状をくれます。
なので親戚一同、派手な年賀状を書いてくれます。
だからちょっとした勝負になります。

あの人の年賀状は凄かったね?頑張ったね?と言われたら、
書いた苦労が報われます。

私が年賀状を書くように言われたきっかけは田舎の祖父母です。
従姉妹達もそれぞれ祖父母に年賀状を送ります。
我が家の場合、頻繁に逢いに行くことができません。
なので祖父母も親戚も、年賀状を楽しみに待ってくれます。

年賀状は元気だよ?と知らせる手段だと言えます。

祖父母も亡くなりましたが、
貰った年賀状を捨てずに保管していて嬉しかったです。

私もすっかり中年のおばちゃんです。
今年の年賀状はどんな感じにしようか?
今から考えています。

若い人は年賀状を出さないそうですが、書いてほしいものです。

年賀状はいつまで?どこまで?誰まで?送ればいいの?

毎年年末にバタバタで作成する年賀状。
いつもこの人はどうしようかなぁなんて悩んでしまいます。
いつも会社で会う人には、面倒だからお互い出すのはやめよう!
と言えるのでいいですが、
会わない人にはご無沙汰している挨拶に出した方がいいかなと思います。

そんな私の考える年賀状はいつまで?どこまで?誰まで?です。

まずいつまで。
仕事やプライベートでの付き合いがあった年から起算して
概ね5年間は出し続けています。
その間に相手から返事が来なくなれば出すのをやめますし、
返事が来続ければ出し続けることにしています。

次にどこまで?です。
私は基本的には仕事で少しでも関わった人でかつ、
特別嫌いではない人まで出します。
そんなに人の好き嫌いがある方でもないので大抵の仕事で絡んだ人には出していますが、一部大嫌いだった昔の上司には出していません。
だって挨拶もクソもないですもんね。

最後に誰まで?です。
これはどこまで?とも被る部分が多いですが、
基本的に自分よりも年長者へ出すようにしています。
なぜなら、自分の後輩であれば、私も出さないからあなたも出さないで
と言えるからです。
特に独身の後輩には年賀状作成は苦痛になります。
その負担を軽くしてあげるためにもそうしています。

毎年こんなことを考えながら、結局バタバタで年賀状を作ってます。

年賀状の数はその人の大きさに比例すると聞いて…

昨年の年賀状は50枚届きました。
毎年徐々に少なくなってくる年賀状に歯止めをするため、
今年は年賀状を200枚贈ることを決めました。

活字離れでパソコンを引用した言葉の並び替えだけで送ってくる人ばかりで、
味気のない年賀状にはがっかりしているのですが、
自分が変わらなければいけないと思い200枚送ると自分に発破をかけました。

そろそろ年賀状も発売の季節ですが、
自前で書くとなると1枚につき3分はかかるであろう年賀状作成。
すぐにでも始めないと手書きでは追いつきません。

年賀状にはその年を占う宝くじもついているので、
送る順番なども気にしないといけないので、気が休むことがありませんが、
自分の人生を左右する元旦に送ることを考えると、気合がみなぎってきます。

メールやインスタグラムで済ませることがほとんどだった私には結構きつい作業で、
厳しいのですが今年こそはと思うので、パソコンは使わずに手書きを選択しました。

これから3か月間の間にいろいろなことを思い出しながら、
昔のお友達にも年賀状を送ることを、楽しみにしています。

来年からは年賀はがきも値段が上がり、52円で買えるのも今年最後ですし…

一年に一度のご挨拶で古い友人とも繋がっていられる気がする

我が家は転勤族で、何年かに一回引っ越すので、
年賀状は今住んでいる場所を友人や恩師に伝える大切なアイテムです。

実際、何年もお会いしていなかったり、お話しできていない人も多くいますが、
この一年に一度のやりとりが関係をつなぎ続けてくれています。

結婚したり、出産したりしてみんな周りの環境は変化しているし、
恩師も高齢になってきてなかなか気軽にやりとりはできていません。

でも、毎年変わらぬ人たちから温かい年賀状が届くので、
辞められずに今年も続けています。

地元を離れて就職したので、
地元の様子や人の様子もすっかり分からなくなってしまいましたが、
今でもこうやって繋がってくれていることに感謝です。

また、年賀状がきっかけでこまめに連絡を取り合うようになった友人もいて、
年賀状は出してみるもんだなと思いました。
親戚も遠方なので年に数えるくらいしか会えません。

年賀状は子供の成長を見てもらう大切な機会になっています。
またそれを楽しみにしていてくれるのも嬉しく、
厚かましくも毎年のように写真入りの年賀状を出してしまいます。

これから子供が大きくなったとき、思い出にも残るかなとこだわって作っています。
我が家の記念としても続けていきたいと思います。